北摂新春初詣 ~ゆるポタ詐欺にさようなら~
どうも、とりです。
某有名自転車ブログで、行きつけの自転車屋さんが「過去最高に親切だった」と褒められていて、なんだか我が事のように嬉しく思います。
え? 別に「あわよくば店で遭遇できないかな」とか思ってないですよ?
でも、あのお店はほんといびっくりするくらい親切なんですよね。
むしろ、お金とらずにそこまでやって経営大丈夫?と心配になるレベルです。
閑話休題。
さて、今回は、北摂の初詣ライドのレポートをお送りします。
浮かれた新春仕様のミヤタさん。
ミカンもつけようかと思ったけど自重した。
今日も快晴。1月だというのに驚くほどの暖かさです。
参加者はわたるさんと一色さんと私の3名。募集が直前だったのであんまり集まりませんでした。
ちなみに今回は私が主催で、企画はこんな感じ。
北摂では最近、「ゆるポタだと聞いていたのに往復130㎞で峠越えだった」「ゆるポタと聞いていたのに巡航速度が40km/h超えていた」といったゆるポタ詐欺事件が頻発しておりますが、とり企画のライドは詐欺の無い安心のゆるポタです。みなさん安心してご参加ください。
そういえば無事にカメラが復活したので、また走りながら撮れるようになりました。
ちなみに、散々防水カメラへの買い替えを予告しておきながら、結局買い替えはせず、壊れた富士フイルムXQ-1を修理しました。
候補に挙げていたカメラがどれも「走りながら片手で手元を見ずに操作できる」という重要ポイントをクリアできなかったからです。
XQ-1はすべての操作部が右側にあって、モード切替ダイヤルと自由に機能を設定できるダイヤルがついてるおかげで、慣れれば片手で電源オン/オフ、ズームはもちろん、輝度調整までできるんですよね。
非常にバランスの良い名機なのですが、残念ながらXQシリーズは既に終了しており、後継機が出ることは期待できませんので、今度は壊さないように大事に使っていきます。
閑話休題。
天気は良いのですが、前夜に雨が降ったのか、路面は全体的にウェットです。
淀川サイクリングロードはところどころ水はけが悪いので、水たまりなんかも多く…。
結果としてこうなる。
年末に磨き上げたところなのに!!
でもわたるさんのLOOKはもっとひどい状況に…。
同じコースを走っているはずなのにどうしてこうなった(笑)。
◇◆◇◆◇
ともあれ、特にトラブル無く目的地である石清水八幡宮前に到着。
とりあえずご参拝前に甘味処「走井餅老舗」で一服。
ちなみに「はしりもち」です。「はしりいもち」ではありません。
私は来るたびに読み方をぐぐって、来るたびに読み方を忘れています(鳥頭)
一見普通の大福もちですが、お餅がうすくて柔らかく、非常になめらかで食感が良いのが特徴ですね。
店の雰囲気も良いので、淀サイの休憩地点にススメです。
◇◆◇◆◇
さて、甘味で空腹を癒したところでご参拝へ向かいます。
一の鳥居を抜け。
二の鳥居を抜け。
長い石段をえっちらおっちら。
自転車以外のところで足を使わせるのがとりポタクオリティ。
トレイルランを趣味にしている一色さんが「走りたい!」とか頭のおかしい発言をしていましたが、まぁこの人も青い人たちと同じ属性(変態属性)なので仕方ありません。
そして20分ほど登ったところで三の鳥居。
1と2の距離に比べて2と3の距離がおかしすぎです。
そしてようやくご本殿へ。
それにしても良い天気です。
さくっとお参りをすませると、みんなで御神籤をひくことに。
まぁお正月ですから、たいてい大吉ですよね。
なんぞこれ。
未分(いまだわかれず)
み‐ぶん【未分】
まだ分かれていないこと。「混沌 (こんとん) として未分の状態」
混沌てw
こんなん初めて見ましたわ!
とりあえず良く分からない運勢ってことですかね。
後ろに「下降運」とか書いてるあたり、良い運勢でないのは間違いなさそうですね!
とりあえず運気を上げるべく、出来るだけ高いところに結んでおくことにしました。
ちなみにわたるさんは大吉。ちくしょうめ。
帰りは楽ちん。
ちなみに今回は3人とも靴を持参しているので無問題ですが、前回来たときはビンディングシューズのまま来て、下りの石段で滑って死にそうになりました。
良い子はビンディングシューズで石段を上り下りしないようにしましょうね。
◇◆◇◆◇
参拝が終わったらごはんタイム。
さっき甘味を食べたところですが、甘味は別腹なので問題ありません。
もはや北摂の定宿ならぬ定食堂とかしているお食事処「あしはら」です。
ここの定食は安くて美味しいんですよね。
この日の日替わりおススメ定食はロールキャベツ。しっかり味が染みていて絶品でした。
◇◆◇◆◇
で、参拝も食事もおやつも終え、これで終わりと思ったら、実は今回は、もう一か所参拝する神社があります。
石清水八幡宮のすぐ近く、民家の間にひょっこりと、その神社はあります。
あまり神社感を感じさせない近代的な建物。
そして。
お手水。
まぁ神社ですからね。
おや、何やら変わったご神体が…。
え、エンジン…?
ぷ、プロペラ?
現代アートではございません。
そう、ここは世にも珍しい「航空安全」を祈る、その名も「飛行神社」なのです。
ご本殿はこんな感じ。
いちおう、というと怒られますが、神社なのでひとまずご参拝しておきましょう。
でも目的はこちら、「飛行神社資料館」です。
この神社の創始者で、日本で最初に飛行原理を発見したという二宮忠八翁氏の経歴や、氏の作った飛行機模型が展示された資料館で、それ自体も面白いのですが、更におもしろいことに、資料室の壁一面に、1000を超える飛行機模型(プラモデル)が並んでおり、圧巻の一言。
ちょっと展示内容が趣味的すぎて人を選ぶかなーと思ったのですが、今回のお二人にはお楽しみいただけたようでなによりです。
ちなみに、世間的にはあまり知られていない神社ですが、航空関係者には有名なようです。
自転車乗りもここに詣でておけば、事故って空を飛んでも大丈夫です!たぶん!
◇◆◇◆◇
そんなこんなで全ての目的を終え、あとは帰るだけー…なのですが。
とり
「ちょw 風ww 強すぎwww」
帰りの向かい風は淀サイ名物とも言えますが、この日の風は一段と強く、まるで空気の壁です。
早々に前を走ることをあきらめた私は、わたるさんと一色さんの影に隠れ、風に向かって悪態をつきながら走り、そしてゴールの豊里大橋まで残り数キロ。
そこでまさかの。
わたるさんパンク。
大吉とはいったいなんだったのか。
1月にしては暖かいとはいえ、吹きっさらしのなかでの作業は手がかじかんで大変ですね。
ともあれ、なんとかチューブ交換を終え、残りの数キロを走ってフィニッシュ。
お二人ともお付き合いありがとうございました。
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