AACR2016 Part 3 決戦前夜
どうも、AACRレポートも既に3回目だというのに、未だに本走がスタートしていない事に危機感を覚えているとりです。はたしてこのシリーズは終わるのでしょうか。
ともあれ、AACRレポート第三回、はっじまっるよー。
前回のあらすじ
前日走スタートするなりメカトラブルを起こしたKindleの自転車をショップに持ち込むことにした一行。はたしてKindleはAACRに出走できるのか。
5月21日(土) 16時頃
「あっさり直ったわ」
マンガなら、自転車屋に預けた自転車が出走に間に合うかどうかで盛り上げる展開ですが、自転車屋さんの調整で簡単に直ってしまいました。残念なことです。
いやぁ、プロってスゴイですね。
というか4人も居るんだから、一人くらいちゃんとメンテを覚えろって話ですよね。
さて、盛り上がりも無く簡単に直ってしまいましたが、今から小熊山へ戻る時間もないので、とりあえず宿に向かうことにしました。
ちなみに本日の宿はこちら。
とり
「なんか新選組に踏み込まれそう名前だな」
貨車
「御用改めでござる」
日が沈む前には松本市内の宿に到着。チェックイン済ませて荷物を置くと、夕食前に前日走を兼ねて市内を軽くサイクリングすることにしました。
あまり写真が撮れていないのですが、松本市内は古い白壁の建物が沢山あり、街並みも綺麗な良い雰囲気の街でした。時間があればゆっくりポタリングで市内散策とかも良いですね。
直したばかりのKindleのリアディレイラー、付け替えたばかりで安定しないうしのサドル等、問題点をちょこちょことチェックしつつ走り、問題無いレベルになったことを確認してから宿に戻ります。
宿に戻ると既に18時半、宿の大浴場が男女交代制で、男風呂時間が19時までという酷い設定だったので、夕食の前にさくっと風呂に入り、ついでに洗濯ものを洗濯機に放り込んでから夕食に出かけることにしました。
ちなみに、洗濯はコインランドリーを探す予定だったのですが、宿の人に聞いたところ、近所にランドリーが無いので、宿の洗濯機を使ってよいとのご厚意をいただきました。ありがとうございます。
浴衣にビンディングシューズという素晴らしい場違い感。
ちなみに、TPOを大切にする私はちゃんと持って来た私服に着替えました。
夕暮れの街を、食事処を探しながら散策。
なにやらやたらとカエルがリスペクトされているのが気になりますが、本当に雰囲気の良い街並みです。
そして適当に当たりをつけた焼き鳥屋へ。
とり
「あ、明日朝早いし、俺は酒飲まないからな」
実は我々は、不測の事態(主にとりの鈍足)に備え、一番時間に余裕のある午前5時スタートのS組でAACRにエントリーしています。駐車場の空き時間と準備時間を考えると4時には会場入り、逆算すると3時半には起床というハードなスケジュール。
明日の無事を祈って乾杯といきたいところですが、速やかに食事をすませ、できる限り早く就寝する必要があります。
(焼き鳥屋を選んでる時点でアウトじゃねぇかな……)
(30分後)
とり
「マスで飲む水はおいしいなぁ(ごくごく)」
で。
猫撮影会をしたり。
客引きのお姉さんに釣られて深夜営業のバーカフェに寄り道したりしつつ。
うし
「洗濯終わったら今日買ったばっかりの靴下が消えた!」
とり
(すやぁ)
22時前には無事就寝。
で。
5月22日(日) AACR2016 当日
月も沈まないうちから続々と。
松本梓水苑に集まってくる参加者たち。
やがて月が沈み、朝日が昇り。
各々が愛車の最終点検を終え。
そして午前5時。
AACR2016、160kmコースS組、いよいよスタートです!
昨日同様、雲一つ無い空の下、一行はまず、第一エイドである「あづみの公園穂高エイド」を目指します。
空はどこまでも青く。
空気は澄み渡り。
ここからの長い旅路に思いをはせる。
この時は まだ誰も。
この後に起こる悲劇を知らない。
まさかこの光景が。
彼の最期の雄姿になろうとは。
誰も知らない。
次回、週刊とりらいど「貨車、散る」お楽しみに!
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