メカトラは突然に ~BRM225浜名湖200②~
どうも、花粉症でげふごふんなとりです。
最近は良く効く薬があるおかげで、日常生活をしている分には、それほど困らないレベルに症状を抑えられるのですが、一日自転車に乗ってたっぷり花粉を吸いこむと、その日の夜から翌日にかけて死にます。
さて、BRM225浜名湖200レポートの第二回です。
仕事明けからの強行軍、数時間の短い睡眠、極寒のブリーフィングを終え、いよいよBRM225浜名湖200がスタートしました。
スタート直後の大井川渡河点。
空は雲一つない快晴。スタート時点の気温は0度前後と低いですが、この天気であれば日が昇るにつれて暖かくなっていくことでしょう。
一行は軽快にペダルを回し……。
カツーン、カツーン
……。
スタートから5分も立たないうちにストップ。
なにやら私のミヤタの足元からカツンカツンと嫌な音がします。
輪行や車載のあとはメカトラが起こりやすいので、本番前に試走をしたほうが良いのですが、今回はスケジュールがカツカツだったので、車載から直実走です。
すわ、開始5分でDNSかと不安を覚えつつ車体をみると、
とり
「あ、ポンプが当たってるだけだったわ」
携帯ポンプを固定していたベルクロがゆるんでクランクに当たっているだけでした。
気を取り直して再出発。
コツン、コツン
……。
今度はKindleのBOMAから異音。
しかしメカトラ率No1のKindleさんは動じません。
リアディレイラーのセッティングが多少ずれて、特定のギアで異音がしているようですが、走行には支障がないと判断し、そのまま進むことにします。
◇◆◇◆◇
さて、今回のコースですが、こんな感じです。
左が往路、右が復路ですね。
海岸沿いと湖畔沿いなので、ほぼ平坦なのですが、スタートから海岸に出るまでと、最後の海岸を離れてからゴールまでのそれぞれ2~3㎞が登坂となっています。
言わずと知れた貧脚の私ですが、往路の登坂はスタート直後のフレッシュな状態なので、速度を落としながらもなんとか突破。
無事に海岸に到達しました。
すっかり日が上がっており、青い空と青い海がきれいです。
問題は190㎞走ったあとの復路の登りですが、まぁ先のことは考えないことにしましょう。
最初の異音以降はメカトラもなく、一行は軽快に走ります。
走行中の写真があるのは元気な証拠。
無事、第2PC(Point de Controle チェックポイントの意)であるファミリーマート 浜名湖弁天島店に到着。
……え? 第1PC?
そんなものはなかった(写真を撮り忘れていたの意)
なお、ノンサポート自己責任のブルベでは、チェックポイントはただのチェックポイントであって、エイドステーション的なものはありません。
補給も全て自己判断で行うことになるので、脚力があって規定時間に余裕がある人であれば、地元の美味しいお店によったりもできるのですが、余力のない我々(というか私)はPCに指定されたコンビニでついでに補給を行うことになります。
つまり今回は美味しいものは何も出てきません。
ロングライドレポートなのに美味しいものが出てこない、グルメブログとりらいどの存在意義が問われる事態ですが、くじけずに先に進みましょう。
ちなみに、ブルベの規定上、指定された時間までに指定されたCPを通過する必要があるので、規定時間内に通貨した証として、PCでは何か買い物をし、レシートを保管しておく必要があります。
レシートをもらい忘れたり無くしたりすると、完走しても完走扱いになりませんので、このレシートもブルベカードと同じく、命の次に大事にしなければいけないのですが、日ごろレシートを管理する癖の無い人は……。
とり
「あ、レシート結構です」
貨車
「おおい!」
とり
「はっ、あぶねぇw」
といった漫才を繰り広げることになります。
この漫才は今後も各PCで繰り返されますが、しつこくなるので今後は割愛します。
◇◆◇◆◇
さて、このあたりまでは天候にも恵まれ、快適な行程だったのですが、第2PCを過ぎたあたりから、向かい風が強くなってきました。
天気予報でも、東向きの風が風速5m/sとなっていたので、往路は向かい風が大変であろうことは事前に想像していたのですが、湖畔の強風は予想を上回っていました。
わたしは速やかに後方に周り、一番体力に余裕がある貨車を風除けにしますが、それでも思った以上に速度が出ません。
折り返し地点である第3PCの通過制限は13:38。通過制限が11:34である第2PCを通過したのが11:10頃。正直ギリギリです。
はたして一行は無事に第3PCを通過することができるのか!
つづく。
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