週刊とりくらいむ:初葡萄坂
どうも、とりです。
桜はだいたい散ってしまいましたが、代わりに新緑がきれいな季節になりました。
さて、今週の とりくらいむ は、関西ヒルクラスポットの中では割とメジャーらしい「葡萄坂」へ行ってまいりました。
標高差290m 距離3.8km 平均斜度7.4% 最大斜度12.3%
十三峠に比べると全体的にマイルドな感じですね。
だいぶ暖かくなってきたので、朝の早いうちに出かけて、昼には帰ろうと思っていたのですが、強敵「春眠暁を覚えず」との闘いに手間取り、11時頃になってようやく出発することができました。
ともあれ、先日導入したGARMIN EDGE500のナビ機能のおかげで、迷子になることもなく無事に葡萄坂のふもとのファミマに到着。
店先になぞの生物が佇んでいました…。
非公式キャラクター臭がぷんぷんしますが、守り神様的なあれですかね…。
そしてヒルクラ開始。
フルーティな名前のくせに、序盤いきなり10%越えのお出迎えで心を折りにきます。
下から見たら一番高いところに見えた大看板ですが、走っていると結構序盤であることに気づいて軽く絶望します。とはいえ、この辺りから斜度も落ち着いて、見晴らしも良い気持ちの良い道が続きます(坂でさえなければ)。
途中軽い下りを交えつつ、ゴールはまだか、ゴールはまだかと呟いていると。
おや?
私の記憶が確かならば…ここは確か、ゴールより先にある「信貴山のどか村」。
どうやら気付かずにゴールを通り過ぎてしまっていたようです。
「登り切ったぜウェーイ!」という気分を味わえず、ちょっと切ない気分でしたが、結果オーライとしてソフトクリームで乾杯。
ここからは、来た道を引き返してもつまらないので、フラワーロードから裏十三峠を目指します。細かい分岐が続きますが、ここでもGARMINさんのナビのおかげで、スマホの地図に頼るようなこともありません。
EDGE500のナビは、進路しか見えない簡易ナビなので、どの程度役に立つのか懸念があったのですが、特に初めて行くルートで使うと、思った以上に快適に走ることができます。
のどか村から裏十三峠へ向かうフラワーロードは、多少のアップダウンはありますが、景色が良く、走っていてとても気持ちの良い道でした。時間があればのんびり寄り道をしながら走るのも楽しそうですね。
裏十三峠も、農村の中を抜けるので面白く、表ほどの斜度も無いので、表に疲れたときの気分転換に最適かもしれません。
そして無事にフィニッシュ。
山頂駐車場でアンパンを食べてると、桜の写真を撮っているという年配の男性に声をかけられました。
おっちゃん「にーちゃん、これで何キロくらい走んの」
とり「今日は50kmくらいですねー」
おっちゃん「ほーか、うちの息子も昔自転車で北海道一周しとったわー(以下息子語り)」
20年ほど前にママチャリで北海道を一週したらしいので、おっちゃんの息子さんはかなりのツワモノです。
グループで走るのも楽しいですが、一人で走っていると、見ず知らずの人が興味を持って話しかけて来てくれる事が多いので、これはこれで楽しいものです。
いつか自転車で北海道一周とかしてみたいですが、当面は長期の休みをとるのが難しそうなので、今の仕事をクビになったら考えることにしましょう。
以上、今週の とりくらいむ でした。